Vol.171 助成金の有効活用

2023年10月05日

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◇◇ ASTATE Monthly Letter ◇◇
(アステートメールルマガジン Vol.171)
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今月のひと言
「助成金の有効活用」 代表取締役 福山 研一

岸田首相の重要施策の1つとして「人への投資」が挙げられますが、その関連で「リスキリング」という言葉もよく耳にするようになりました。
労働局からも、その推進に向けてか、一定の要件を満たす必要はありますが、訓練実施にあたっての助成金が充実している旨の案内を頂きました。
詳しくは、厚生労働省ホームページの「人材開発支援助成金」のページ内に、「事業展開等リスキリング支援コース」など紹介されていますので、参照頂ければと思います。

助成金というのは、新たな制度や施策の導入にあたって、その負担軽減を図るもので、どちらかというと経費負担が重しとなりやすい中小企業向けのようなイメージもありますが、実際には大企業の方が多く活用されているという話も聞きます。

各種助成金は頻繁に入れ替わったり変更もあり、中小企業では、顧問社労士がついていないケースも多く、情報が入ってきていなかったり、いざ導入を考えるにしても、計画を策定したり、就業規則を改定したり、手間もかかるため二の足を踏むこともあるのではないかと思います。

ただ、今後は人への投資という名の通り、各種助成金も充実される見通しですので、活用出来るものは有効活用するのも得策かと思います。
最近では、ニュースでも取り上げられていましたが「年収の壁・支援強化パッケージ」なども打ち出されています。

このメルマガでも適宜情報提供させて頂きますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。