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Vol.166 AIの普及による変化
2023年05月07日
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◇◇ ASTATE Monthly Letter ◇◇
(アステートメールルマガジン Vol.166)
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今月のひと言
「AIの普及による変化」 代表取締役 福山 研一
最近、ChatGPTなどAI関連のサービスが注目されていますが、先日の世界経済フォーラムで 発表された報告書によると、景気後退やAIのような技術の普及に伴い、今後の5年のうちに 世界で1400万人の雇用が消滅すると予想されたそうです。これは新規創出の雇用と失われる 雇用の差分で、現在の雇用の2%にあたるようです。
このニュースをみて、数年前に「10~20年後に日本の労働人口の49%の仕事がAIやロボット等で 代替可能に」と、野村総研とオックスフォード大学の共同研究で発表されたことを思い出しました。
あらためて調べてみると、2015年12月のレポートで、早いもので、あれから8年ほど経過しています。10~20年後にはまだ到達していませんが、まだそこまでの気配はないようにも思います。
ただ、セルフレジやタッチパネル注文など、必ずしもAIではありませんが、人手不足が顕著な業界から 人手に頼らないテクノロジーの活用が徐々に進んでいるのも事実です。求人業界においても、最適な媒体選びや、媒体やターゲットに合わせた求人文面の作成など、一部でAIの活用も進められています。
これまでも、例えばインターネットの普及により紙の新聞は不要になると叫ばれて久しいですが、発行部数は減少し続けているものの、20年たっても4割減程度で、一方でスマホの登場により、音楽や動画の楽しみ方など、予想する間もなく一気に変化したものもあります。
もしかしたら、ChatGPTのようなサービスをきっかけに、一気にAIの活用が進むかもしれません。
個人的には、先を見据えることは大切なことですが、予想通りにならないことも多々あるのもので、新しいことを積極的に取り入れつつも、過度に予想に振り回されないようにしたいと思っています。
求職支援の仕事をしていると、将来、AIに置き換わらない仕事を探し続けて、いつまでも仕事に就けない人もいますが、まずは就ける仕事に就いて、その上で、どうすればAIに取って代わられず、逆にAIを活用できるかを考えてもいいのではないかと思います。
実は、今回もChatGPTの活用を試みて断念したのですが、いずれこのメルマガもAIで瞬時に作成できるようにしたいものです。(今回の文章は、全て私が時間をかけて作成しております。)