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Vol.164 2024年3月卒の就活本格化
2023年03月09日
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◇◇ ASTATE Monthly Letter ◇◇
(アステートメールルマガジン Vol.164)
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今月のひと言
「2024年3月卒の就活本格化」 代表取締役 福山 研一
3月1日に企業説明会等の広報も解禁となり、来春2024年3月卒の大学生の 就活が本格化したとニュースでも報じられていました。
ただ、昨年のインターンシップからの早期選考も増えていて、年々、この3月1日の盛り上がりも欠けてきている印象を受けます。2月1日時点で23.8%の学生が内定を得ているという民間サイトのデータもあります。
中途採用も採用難ですが、新卒採用も売手市場で、インターンシップから手間暇もかかり、大手の人気企業をのぞいて、優秀な学生の獲得は非常に難しくなっています。
大学への進学率が上がっている関係で、大卒者数自体はさほど変わっていませんが、今後、新卒学生等の若年層は、少子化に伴う人口減少の影響も顕著に出てくると考えられます。
私は団塊Jr.世代の40代後半ということもあって、同学年は約200万人と多かったですが、来年度22歳になる人口は120万人程度と4割の減少です。
さらに、先日発表された2022年の出生数は80万人割れとなっていました。
大卒採用が売手市場で難しいなら高卒採用をと考えても、大卒者数があまり変わっていないとしたら、この人口減を見る限り、高卒採用は大卒以上に困難になっているはずです。
ちょうど、企業の人事権者は、私と同世代くらいの人が多いかと思いますが、自分の時代との違いを認識して、今後の人口減少も見据えた採用計画や、採用以外の対応策を考えていく必要があるように思います。